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今回ご紹介したい本は「ブッダも笑う仏教の話」笑い飯 哲夫(日本人会図書室検索結果)
偶然YouTubeで仏教を解説するチャンネルがおすすめに出てきたことがキッカケで、仏教の思想に触れた私。こりゃ、なんだか心理学っぽいな…と思いながらも、その考え方には納得できることが多々あり。それ以来、そのチャンネルを見続けています。(今度ご紹介したいと思っています。)
「それ以来、私は仏教徒です」とは言い切れませんが、仏教の教えを知ったことで、これまで感じていた「怒り」「不安」をどのように手放していったらよいのかのヒントが様々あり、仏教のこと、もっと知りたいと思うようになりました。
そして、日本人会図書室でも仏教に関する本がないかなーと見てみると、この「ブッダも笑う仏教のはなし」に出会った、という訳です。
そして下は私のビビっときた一文。
(中略)全部一緒なんだ、という感覚が強くなります。(中略)
他人を傷つけることは自分を傷つけることであり、他人に与えることは自分に与えていることになると意識できる。
こうして、人に迷惑をかけてはいけない、人を悲しませてはいけない、人に奉仕しなければならないといった心情が生まれます。これが所謂 慈悲です。
ブッダも笑う仏教のはなし 笑い飯 哲夫
慈悲…必要ですよね、慈悲。自分の怒りや迷いのコントロールについて考えることが多かったのですが、次は慈悲についても意識しよう、そうしよう。
また、この本で仏にもランクがあるということを初めて知りました。私なりに哲夫さんの本からの知識と、これまでに知ったことを表にまとめてみました。
① | 如来 | 煩悩が0 | 釈迦如来、阿弥陀如来など | 悟りを完全に開いた仏。装身具類は一切身に着けず、薄い布1枚を纏う。渦を巻いた特徴的な髪形。 |
② | 菩薩 | 煩悩が0.001 | 観音菩薩、弥勒菩薩など | 如来になるため、まだ修行の身。(煩悩がわずかに残るため)きらびやかな装飾品を身につけている。髪を結い上げた中性的な姿。 |
③ | 明王 | 煩悩が0.01 | 不動明王、愛染明王など | 修行する者を煩悩から守る仏。悪をこらしめ、仏の教えに導く役目のために武器を持っている場合もあり、恐ろしい形相で表現される。 |
④ | 天(or 天部) | 煩悩が0.1 | 帝釈天、毘沙門天、梵天など | 様々なバリエーションがあり、上位の仏さまの家来のような存在。仏教を守ると同時に人々に幸せを運ぶ神様としても知られている。 |
あぁ、無性に仏像が見たくなった…こんなに違いがあったなんて、全然知らなかった!仏教に興味が少しでもあれば、入門として読むのにとても良いなーと思いました。おススメです!
いいですね、ホント本っていいですね。新しい世界や知識、考え方が広がる時間。読書、とても幸せな時間です♡