神さまー!適度に私に「面倒くさい」をください!『神さまは「面倒なとき」ほど そばにいる。』はづき虹映【日本人会図書室で借りて読んだ本】

シンガポール

「神様」については私、このショート見て、すっかり考え方変わったんですよね。

この「神戸メンタルサービス」(WebSiteYouTubeチャンネル)のじゅんじ先生、好きなのよねぇ…と言う、ちょっとしたご紹介はおしまいにしまして。

日本人会図書室で借りてくる本は予め「読みたい!」と思って検索して図書室にあるか調べて、狙いを定めて借りて読む本なんとなく本棚を眺めて「バチコーーーン」と目が合う本…この2種類に分かれます。まさに、これは典型的な後者のタイプの本です。

そしてこの本、手に取って表紙を見てますます借りたくなりました。ダルそうに横になって溜息をつく人を上から見ている神さま…うわぁ…私も「面倒くさい」と思っているときに、神さまは私のこと見てるっていうか試してるのかなぁって思ったら、こりゃ借りて読んでみないことには気持ちが悪いな、と。

さて、本文に入る前、本の表紙カバー内側には『日常のあらゆる場面に隠れている神さまたちが、あなたに幸運を運んでくれます。」と書いてりまして。

「バチがあたるよ」ってよく聞くワードですけど、神さまはバチを与えるためにいるのではなく、あなたを幸せにしたくて、いつもそばにいるという一文に、すっかり癒されてしまいました。「あなたを幸せにしたくて」って嬉しい響き!この前置きから既に、明るい気持ちで読み始めることができた本です。

とは言え、読み終えたときに「スピリチュアル的な考え方に偏ってるかなー」とも思いましたが、やはり心の持ちようで人生は変わる訳で。キッカケは何であれ、気持ちが変わって行動も良い方向に変われば、言うことなし、最高ですもんね♪仏教だって、良い種まきで良い結果が芽を出す🌱って言ってますし。と言うことで、いくつか本文より引用しながら、読書記録を残そうと思います。

「面倒」のそばにいる神さまを見つけることは、同時に、神さまにあなたを見つけてもらうことにも繋がります。あなたがほんのちょっと気を遣い、神さまを喜ばせようとするだけで、神さまは「自分に気を遣ってくれたあなたと関わりたい」「あなたを幸せにしたい」という想いが芽生えます。(途中省略)

何をするにも「面倒だ」と感じる人は、そんな神さまを見つけるためのアンテナがとても発達しています。

なるほど、なるほど…と言うことは、「面倒くさい」と感じること=悪いこと、と直結させるだけでなく、そこからどうするかが運命の分かれ道。その自分が感じた「面倒」をクリアすればするほど、自分の経験値やレベルがUPすると考えていい訳ですね、はづきさん!

めっちゃ私のQOL(quality of life/使ってみたかった単語)が爆上がりしそうな気がして来ました!来ましたよーー!例えば「洗濯物をたたもうかな…でも、今はそんな気分じゃないのよなぁ」って時に「あぁ、面倒なヤツが来たけど、神さまも近くにいそうな気がする。神さまはキレイなところがお好きなハズだし、そうすれば格の高い神さまがお呼びできるわー!」ってなって、前向きに洗濯物をたためる。あら、最高♪

正直、神様の存在って信じていない私ですが、良いこと起こりそうな気がするのが不思議ですね。ただただ私が単純なだけ!って感じもしますが、こういうことが結構大切なんじゃないかって思うのであります。

そして、この小見出し2つ。

「面倒くらい」を避けられないときは、考えずに取り組む

あなたが何を「面倒くさい」と思うのかは、実際のところ、あなたの好き嫌い、好みの問題に因ることが大きいもの。

淡々とこなせば、やがて奇跡がやってくる

イヤなことを、イヤイヤやると疲れます。

かと言って、イヤなことに無理矢理意味をもたせてポジティブ思考で乗り切ろうとするのも強引です。

はづきさんがいう事には、「面倒くさい」と思いながら対処するのではなく、極めて機械的に対応し、単なる作業としてとらえ直してみることが必要だ、と。イヤな時間や作業は永遠に続くわけではない、その時間は我慢する、と。

…そう、そうなんですよね。取り組むまで、そして「面倒なこと」に向かい合っている時間というのは、確かに永遠に続くわけではない。分かってる、分かってるのよーーー!さっさと終わらせればいいっていう所に、まずもって行くパワー…「すぐやる人になるために」的な本も多いですが、見えない神さまに頼ってみるっていうのも、確かに一理あるなって。不思議な感覚。

子育てについて、この見出し&小見出し

「子育て」をすることで、未熟な自分を 受け入れられます

人間にとって究極に面倒くさい「子育て」

私はこの一文を読むまで、子育てを「面倒くさい」という概念に当てはめて考えたことなかったな…見返りを求めるモンでもないですしね。はづきさんは「子ども」は未熟なあなたを許すために生まれてきた神さまとも表現しています。そして、あなた自身も覚悟をして「神」としてこの世に生まれてきた、と。

…深い、この考え方は深いわぁ。そして子どもはあなたのすべてを受け入れる覚悟をして、あなたという親を選んで生まれてくる。とまで。私も私の両親を受け入れる覚悟をして生れて来たのか、と思うと…感慨深いですなぁ。許すとか、簡単なもんじゃないと思いますがね。とは言え、確かに自分の不完全さとか未熟さを目の当たりにしてしまう子育てっていうのは、考えてみれば「面倒くさい」っていう表現もアリかなぁ…難しい。

それこそ、この「神として生まれてくる」っていうのはスピリチュアル的な考えだなーって思うところですが、誰かを許す存在っていうのは尊い考えかも、とは感じました。うーん…神さまの存在…見えないけど「面倒くさいを提供して下さって、ありがとうございますー」って言えるようになったら、それってすごく幸せかも。

偶然出会ったスピリチュアル的要素の大きい本でしたが、こんな考え方も悪くないなぁって思えた本でした。なんか分からん神さまの存在、どこかで私のことを見ていたら「面倒くさい」を適度に提供してもろて。私も喜んで、経験値やレベルをUPさせますんで!

最後に。

はづきさんは「お金」の扱いは、人を愛するようにと言っていますが、この「お金」を「1万円札を単なる紙切れ。福沢諭吉さんの顔が載っている「諭吉ブロマイド」に過ぎません(笑)。」と表現していて!確かにー!

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